「ビブラートのやり方」DVDの感想レビュー│実際に購入してみました!
■「ビブラートのやり方」DVDの感想レビュー
こちらでは、市販のギター教材、教則ビデオなど管理人所有のものを勝手にレビューしていますので、
ギターノウハウ習得の際の参考にお役立てください。
今回は、前回の「コードの押さえ方DVD」に続いて、
同じく四月朔日義昭さんの教材「ギター教則 DVD 「ビブラートのやり方」 ~20のビブラートのコツとビブラートに特化したフレーズ集~ 」について
実際に購入してみた感想と評価(レビュー)を紹介したいと思います。
「ビブラートのやり方DVD〜20のコツとビブラートに特化したフレーズ集」
※四月朔日義昭(ワタヌキヨシアキ)さんとは、エーベックスのダンスグループAAA(オリコン1位獲得)や
韓国のリュウシウォンに楽曲提供もされている方です。
ちなみに、「ビブラートのやり方DVD〜20のコツとビブラートに特化したフレーズ集」の内容は、タイトルにあるとおり、ギターテクニックのひとつでもある弦を揺らす(音程を揺らす)テクニック”ビブラート”に特化したビデオになっています。
詳しいDVDの内容は以下。
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【収録内容】
●本編に入る前に
ビブラートとは?
●ビブラートの種類及び紹介
●実践ビブラートリズムトレーニング及びフレーズ 様々なリズムで弦を揺らすトレーニング(3フレーズ)
●薬指&中指ビブラートのコツ紹介(16パターン)
・薬指でビブラートトレーニングフレーズ(3フレーズ)
・中指でビブラートトレーニングフレーズ(3フレーズ)
●人差し指ビブラートのコツ紹介(4パターン)
・人差し指でビブラートトレーニングフレーズ(3フレーズ)
●弦別ビブラートトレーニングフレーズ
3弦でビブラートフレーズ(3フレーズ)
2弦でビブラートフレーズ(3フレーズ)
1弦でビブラートフレーズ(3フレーズ)
4弦でビブラートフレーズ(3フレーズ)
5弦でビブラートフレーズ(3フレーズ)
6弦でビブラートフレーズ(3フレーズ)
●チョーキングとの複合ビブラートについて
・チョーキングとの複合ビブラートフレーズ(3フレーズ)
●複弦でビブラートについて
・隣り合う弦でビブラートフレーズ
・ダブルストップでビブラートフレーズ
・ダブルストップ&オクターブ奏法によるビブラートフレーズ
・3本の弦によるビブラートフレーズ(2フレーズ)
●おまけ チューナーで音程を確認する
全45フレーズ収録(カラオケ付)
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DVDの感想は、”ビブラート”というギターテクニックを様々な角度から解説しているビデオ(※弾き手目線の映像もあり)で、ビブラートをかける時のコツ(やり方)の解説(※指の関節を固める、腕の動きのイメージを作る、指だけで行わず手首を使う…等感覚的な話)とそれを練習する全45パターンの実践フレーズ(タブ譜冊子付き)の紹介があり、ほぼこのDVDだけで基本的なビブラートのスタイルは習得できる内容になっています。
個人的には、ビブラートの揺れを4.8.16分?などリズムに合わせて揺らす量を変えるエクササイズは目から鱗ですね。以前購入した「GSB」でも「そしてその音は聴こえなくなった」というリズム練習法でリズムの重要性と新たな発見がありましたが、こちらもビブラートについて新たな発見をさせてくれます。
ビブラートは意外と揺れ幅や早さ、激しさなどに目が行きがちで、リズムに揺れをしっかり合わせる発想は個人的にあまりなく、これまでも聞いたことがなかったので、この部分はかなり勉強になりました。
「ビブラートの揺れ?そんなの感覚(適当)だ!」とバリバリなロックな考えで独学奏法を突っ走っている私みたいな人は、一度見てみると良いかもしれません。※奏法を取り入れる取り入れないは別として、新たな発見があると思います。
■ちなみに、このDVDで個人的に一番おすすめしたい部分は、実践練習用のフレーズ集がセンスがあってかっこいいところですね。
よくある教則DVDのフレーズ集は、主にブルースを基本とした練習フレーズが多く、ブルースギタリストになりたいなら良いですが、いわゆる近代的な速弾きありのロックギタリストを目指していると「弾きたいのはそんなフレーズじゃない!」と思うような練習フレーズの紹介にテンションが下がることがよくありますが、これは、ギターインスト曲やギターソロ用のフレージングというか、今時系のメロディ弾きフレーズが多くて、こういうのが欲しかったと思えるようなフレーズ集です。
もちろんこのフレーズが好みでない人には逆に受け付けられない可能性もありますが、最近のロックギタリストやメタルギタリストが好きで、さらにJ-POP(歌もの曲)で聞くようなギターソロが好きな人には、ストライクゾーンに入る練習フレーズだと思います。
また、ギターソロ練習用音源ではありますが、ソロに合わせたバッキングフレーズも多種多様に凝っていて、耳コピさえできれば、バッキングフレーズもすぐに使えるかっこいいものばかりで、自分のものにすれば、バッキングの幅も広がります。※四月朔日義昭さんのオールラウンドなフィールドの広さに脱帽です。
■こちらの教材は、主にこれから”ビブラート”を学ぼうといているギター初心者を対象にわかりやすくイチから解説してますが、個人的にはギター中級者やギター上級者の人にも”ビブラート”の世界(価値)を広げてくれるような、新たな発想を与えてくれる要素があるように思います。
ギター専門学校やギタースクールに通って教えてもらったことがある人なら、もしかしたらすでに教わっている内容かもしれませんが※(良い先生にあたれば)、独学でギターを弾いていて”ビブラート”について習ったことがなく、もう一度イチから学んでみたい貪欲な人は一度手にとってみる価値はあると思います。
最後に、練習フレーズの難易度ですが、ギターを始めたばかりのギター初心者にはかなり難しい内容ですが、いわゆるテクニックを見せびらかすような超絶速弾きフレーズなどは出てこないので、地道に練習すればモノになると思います。
ただここに出てくるフレーズをギター初心者の人がすべて弾きこなすには相当時間がかかると思いますので、その辺は覚悟して練習しましょう!
ギターソロを何曲か完コピしたことがあるギター中級者(ギター暦2〜3年位)なら練習すれば弾けるレベルだと思うので、自分の手癖を武器に徐々に指癖の幅を広げていきましょう。そして、マスター(完コピ)したら自分用にソロをアレンジしてみるのも良いと思います。
この教材をすべてマスターできれば、「テクニックは凄いけど、なんか気持ち悪いね!」という辛口の友達の皮肉な批判は受けなくなるでしょう。
弾き方がプロクオリティなので、そのままマネして練習すれば、おかしなことにはならないと思います。
映像だけではわからない人用に、全フレーズ集のタブ譜の冊子も付いているので、動画を見ながら具体的な指のポジションも確認できます。タブ譜と実音の関係も見ておきましょう。
「ビブラートのやり方DVD〜20のコツとビブラートに特化したフレーズ集」
ビブラートに悩みがあるなら、この教則DVDは強い見方になってくれます。個人的におすすめです。こちらでビブラート奏法を学んで、ギターソロに味をつけましょう。
※以下はDVDのサンプル動画です。
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