ギター上達の話|ギター上達のコツと流れを掴む

ギター上達のコツ

 

 

「ギターを上手く弾けるようになりたい。」

 

 

ギターを弾いてる方なら、誰しもみんなそう願っていると思います。

 

ではどうすればギターが上達するのでしょうか。

 

 

そのコツについて、少し解説しましょう。

 

このページを読み終わった頃には、全く違う状態になっていることでしょう。

 

 

毎日最低10時間以上練習する

 

 

私のこれまでの経験からだと、ものすごく当たり前な事ですがギターが上達して上手く弾けるようになるには、ギターを毎日練習する(弾き続ける)しかないようです。(※上達速度は別として)

 

どんな凄いギタリストでも毎日のギター練習なしにその地位を築いていることは残念ながらありえません。

 

例えば、ジミヘンドリックスが演奏に自信がなくてただライブ中にギターを燃やしているだけの人だったり(それはそれで面白いですけど)、はたまたヴァンヘイレンがライトハンド奏法(タッピング)を習得できず、ただ指板面を叩いてノイズを出してるだけの人(それはそれで面白いですけど)では現在の地位は確立できていなかったでしょう。

 

その証拠に彼らのインタビュー記事なんかを読むと必ず尋常じゃないほど毎日ギターを弾いています。

 

じゃあギターが上達するには、一日十時間以上練習しなければならないのか?というと、それはまた別の問題といえるでしょう。

 

 

毎日最低10時間以上練習していた、は…過去の結果

 

 

ただ、ここでの考え方として間違って欲しくないのが、「そういうことだったんですね、わかりました」と言って、ただがむしゃらに苦行のように毎日何十時間もギターを弾き続けよう、というチャレンジ精神の話ではないということです。

 

もちろん、言われた通りに始めて、苦にならずに一日10時間以上も弾き続けられる人は、そのまま好きなように弾き続けましょう。誰も止めません。

 

ここで言いたいのは、好きでもないと、一日10時間も弾き続けられないという現実問題があるということです。

 

よく聞く、毎日最低○○時間以上練習していたという話は、過去の結果であるということです。

 

もちろん現在進行形で実践してる場合もあると思いますけど、大抵は、弾いてたら、時間がこんなに経っていた。という話の種類です。

 

他の例えで、わかりやすくいうと、

 

・ドラクエをやっていたら、知らないうちに朝になっていた。

 

・友達と麻雀をしていて、もうこの辺でやめようぜと、言いながらも、知らない間に、朝になっていた。

 

・ファミレスや飲み屋で同僚と”もしアイドルや女優と付き合えるなら誰がいい?”という話をしていたら、知らない間に閉店時間になっていた。

 

 

という話と同じです。

 

そこに苦行感は、ほとんどないということです。

 

※座りっぱなしでケツが痛い、指がピリピリしびれてきたとかはあると思いますけど。

 

もちろん自分に苦行を課してやってるギタリストもいるかと思いますけど、苦行で10時間以上も弾き続けるのは、なかなか普通の人に出来るもんじゃないです。ほとんど強制労働に近いです。ここで話すのはそういう、いわゆる努力の話ではありません。

 

 

毎日弾くことがノルマになってしまう

 

 

”ギターを練習する”と聞くと、どうも、練習=楽しくない=ノルマというイメージを持ってしまう場合があります。

 

これはたぶん学校の部活練習とかが影響してるのかなと思います。

 

部活練習って辛くて楽しくないですし、そういう思い出がある人は特に。

 

そういう人には、何かを練習する=辛いもの、というイメージが無意識に働いています。

 

なので、ギター練習するぞと意気込めば意気込むほど、あんまりやりたくないと思ってしまう場合があります。

 

こうなってしまうと、ギターを楽しめません。

 

 

ギターは楽しいから弾くもの

 

 

ギターを弾く原点の気持ちは、楽しいから弾くものであって、いやいや練習したりするもんではないということです。

 

もし、練習しなければならないと闇雲に思うようになったら、原点から考え方がズレ始めてきていると思いましょう。

 

これはギターを上達する上で一番大事なことなので、精神面のモチベーションの維持としてまずは覚えておきましょう。

 

ちなみに、この原点の気持ちを忘れずにギターに取り組むことが出来れば、ほとんど、努力することなく、ギターが上手くなることができます。

 

 

例えば、上記の例で言えば。

 

・ドラクエをやっていたら、知らないうちにクリアーしていた。レベル99に上げてしまっていた。

 

・徹夜麻雀に明け暮れていたら、点数計算が、計算機を一切使わず頭の中で出来るようになっていた。また盲牌(もうぱい)や簡単な積み込み、ポーカーフェイスを習得していた。

 

・毎夜ファミレスや飲み屋でくだらない話をしていたら、そこの店長と仲良くなって、そんなに店にいるなら、ウチでバイトしないか?と店長に誘われるようになった。

 

などです。

 

この楽しいからやる、やりたいから続ける、この考え方のすごいところは、本人はいわゆる一般的な意味での努力をしていないのに、やる物事によって何かしら結果が必ずついてくるということです。

 

 

では、どうすればギターが楽しくなる

 

 

もし仮に、現在ギターを弾こうとしてるが、あんまり楽しめていないなら、原因は二つあります。

 

 

1.何かに影響されてギターを弾く必要性があるが、本当はギターをそれほど弾きたくない。(好きでない)

 

2.モチベーションの使い方が間違っている。

 

 

例えば、1の場合、”モテる”からギターを弾く(ギターが上手くなりたい)というわかりやすいギターを弾き始める動機があります。

 

これは、何かをするという部分の動機としては、良いですが、ギターを弾いた際に、ギターが自分には合っていない人もいます。

 

音楽自体がそもそもそんなに好きでない人ですね。周りが弾いてるから、音楽にそれほど興味がないけど、弾いてるのかもしれません。しかし、どうも自分には合わないような気もしている。

 

たまたま自分の目的を達しそうなものが、ギターであっただけで、ギター自体にそれほど執着がないのかもしれません。

 

そういう人は、ギターを持っても、そこに本来の目的がないので(結果的に目的はモテれば良い訳で、実際はギターでなくても良い)、ギターを弾き続ける必要も見出しにくいので、この状態でギターを弾き続けて上手くなるのは、かなり難しいでしょう。

 

人は、無意識と逆の行動(やりたくないことを無理やりやろうとする)と、生産性も落ちますし、物事にも集中できず、本来の能力が出せません。そのいい例として、他人のドラクエのセーブのレベル上げほどやりたくないことはないです。

 

最初のうちはいいけど、いいかげん自分でやれよってなります。

 

この場合は、ギターに拘らず、もっと自分に合った”モテる”やより本来の目的に直結したものを見つける、または、もっと自分に無理なく好きなことで付き合える友人を探すなど他の解決策を試す必要があるでしょう。

 

これは人の好き嫌いの話なので、ギターを弾く前段階での話になります。

 

 

欲をコントロールする

 

 

次に、2の場合ですが、自分にはギターが合ってるし、ギターも好きだけど、なかなか思うように練習に励めないという人ですが、これは、欲の直結が上手くできていないと思われます。

 

例えば、食欲などは、毎日2〜3食、お腹が空けば勝手に食べ物が欲しくなるように人間の生命維持の機能として、できていますので、誰もそこに意識することなく、勝手に食の活動ができます。食の世界で言えば、食の練習と言い換えれるかもしれません。

 

しかし、ギターを弾くという行為に関しては、そういった毎日必ず欲する生命活動に帰属する欲みたいなのは、基本ありません。ギターを弾かなくても死なないですし。

 

なので、始めのうちは意識して欲をつなげる必要があります。

 

 

ギターを見たらギターが弾きたくなる

 

 

早い話、欲を繋げるというのは、単純にこういうことです。

 

食事と同じですね。

 

ハンバーグを見たら食欲が湧いて、食べたくなると同じように、ギターを見たらギターを弾きたくなる。

 

ただ、これだけです。

 

これを上手く繋げていくようにすれば、実際にギターを見たらギターが弾きたくなるようになるのは、何も難しいことではありません。

 

ちなみにこれには、コツがあって、ハンバーグを食べたら旨かった=だからハンバーグを見ると、また食べたくなる、と同じ発想になるように、ギターの気持ちを作って持っていくことです。

 

 

まず、ギターを弾いたら楽しかったという感情を作って覚える

 

 

まずは、”ハンバーグが旨かった”という食欲の動機になるような、ギターの欲の基本情報を覚えなければ始まりませんので、ギターでも同じようにそういう情報を記憶します。

 

ギターを実際に持って、弾いて、楽しかったという感情を覚えます。

 

例えば、コードが押さえられたとか、弦をちゃんと鳴らせたとかでもいいでしょう。

 

この部分は、自分の主観で構いませんので、別に客観的にちゃんと押さえられてないとか、音が鳴ってないとかどうでもいいです。

 

自分の中で弾いてて、なんか楽しいと思えれば、それでOKです。

 

ギターってそもそもそういうものですし、高度なテクニックも、すべてその延長線上にあるものです。

 

 

ギターに触れた際の、楽しさをその時の楽しい感情と一緒に記憶しておきます。

 

もし、誰かに教えてもらいながら、そこで褒められたとかあれば、尚良しです。

 

とりあえず、ギターに触れた際に楽しい、気持ちがいいという状態をリアルに生々しく感じて、それを覚えておきましょう。

 

もし、ギターを弾いたことで、誰かに褒められてうれしいという感情もあれば、一緒に記憶しておきましょう。

 

 

ギターを見たら、その楽しかった感情を意図的に思い出す

 

 

このまま楽しかった感情を記憶しただけでは、結局、過去の出来事で終わってしまいますので、ここで自分なりの欲のスイッチを作ります。

 

過去の記憶を使って、現在の自分の気分をコントロールしましょう。

 

 

1.ハンバーグは旨かった(ギターが楽しかった)=2.ハンバーグが目の前にある=3.ハンバーグが食べたい

 

 

現在の状態では、”ハンバーグが旨かった”までです。

 

そこで、今度は、ハンバーグを見て、ハンバーグがまた食べたいと思うように、

 

ギターを見て、ギターの楽しかった記憶を思い出して、ギターをまた弾きたいと思うようにしましょう。

 

ちなみに、よく海外のギタリストの部屋にジミヘンのポスターとかスーパーギタリストのポスターをずらずらと貼ってるのを見たことがあると思いますけど、あれは、そのギタリストが好きで飾ってる部分もありますが、意図的に自分のモチベーションを維持するような世界観に身を置いているように仕向けているといえます。

 

このハンバーグが食べたいという食欲の発想で言えば、スーパーギタリストのポスターは、すべてハンバーグです。

 

ハンバーグを見れば、食べたくなる。

 

欲のスイッチを使ってるわけです。

 

ちなみに、ギターを見る=ギターが弾きたくなるというのが、意識しなくても無意識で感じられるまで、最初のうちは意識して練習しておきましょう。

 

これがマスターできた場合は、ほとんど、ギターを見れば、その楽しい感情が無意識で思い出される状態になりますので、仮に楽器屋に行けば、片っ端からギターを試弾きしていきたいと思うような状態になります。

 

そういうレベルにまで上がれば、もう十分です。

 

これを行う際の注意点があり、必ず楽しかった、面白かった、うれしいなどのポジティブな感情で結びつけるようにしましょう。

 

 

何を見ても、ギターが弾きたくなるようにする

 

 

最後の仕上げですが、このスイッチの欠点は、ハンバーグを見たら、ハンバーグが食べたくなる、と同じで、ギターを見ないとギターを弾きたくならないと言えます。

 

なので、今度は、何を見てもギターを弾きたくなるように、スイッチをグレードアップさせておきましょう。

 

例えば、食欲の話で言えば、なんでもいいですが、食べ物の話をしていた時に、そういえば最近ハンバーグ食べてないな=ハンバーグ食べたい という感じで、旨い時の食欲が思い出されることがあると思います。

 

連想して目的にたどり着くというものです。

 

このギターの欲も同じように、連想して発想することができます。

 

 

例えば、あるバンドの写真を見る=ギタリストがいる=ギター=ギターを弾こう 

 

音楽を聴こえてきた=ギターの音が入っている=ギター=ギターを弾こう

 

 

こんな感じで、どんなものや事柄からでもギターにたどり着くことができます。

 

ギターにさえたどり着ければ、楽しい思い出が瞬間で蘇るので、ほとんどいつでもギターが弾きたい状態を意図的に保つことができます。

 

ギターを上達させるには、細かい練習法もありますが、まずこういったギターを常に弾きたい感情を保ってからギターを弾くというやり方がありますので、それを最初に身につけることで、このことを知らない人とは、数百倍位、上達のスピードが変わってきます。

 

ほとんどの場合(ギター初心者の頃)は、ギターの欲というものを一過性のものとして思うだけで、誰もその状態を認識していませんので、ギターを見てもそこから物質以外の強いなにかを感じることは少ないでしょう。

 

さすがにギターを弾きたい、上手くなりたいとは意識的に思ってるので、何かしらのきっかけがあればすぐに行動したい(練習しよう)とは、思ってると思いますが、それが、自分から手に取ることより、誰かから「ギター弾いて!」と、目の前にようやく手渡されて初めて、弾こうかなと思うくらい、欲のレベルでは、まだ細いものではないかと思います。

 

ここでは、その欲を自分でコントロールし、また遠くから自分の元へいくらでも引っ張ってこれる方法を紹介しました。

 

これが、20年位自分がギターを弾いてきて、一番初歩で、一番大事なことじゃないかと思います。

 

あとは、勝手にこのギター欲を膨らませていくだけで、音楽への好奇心や探究心とともに、すべてのテクニックや理論など、自分が欲したいものをどんどん吸収していってくれます。ほとんど自分自身で努力してるとは、思わない位自然に。

 

これが欲でギターを弾く、弾き方です。

 

最初のスーパーギタリストの練習量の結果論にまで、この欲を使って上り詰めれば、同じレベルにも近づくことも十分可能です。

 

その証拠に、現在スーパーギタリストになってるギタリストも、小さいころの自分の部屋の写真には、彼らがそのとき理想とするスーパーギタリストのポスターが張ってありましたから。

 

誰にも邪魔されない、自分の居心地の良い場所(自分の部屋)に、好きなポスターを張って、リラックスして、この方法を常に思い出しながらギターを楽しく弾く。

 

まずは、そこから始まります…。

 

 

 

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