ギターテクニック〜ピッキングハーモニクス奏法編〜

 

 

ピッキングハーモニクスについて

 

 

ピッキングハーモニクスとはハーモニクス(ナチュラル)と同様倍音を得るテクニックのひとつです。

 

こちらはナチュラル/ハーモニクスとは違ってその名の通りピックを使って倍音を得ます。

 

ナチュラル/ハーモニクスとの違いはフレットの決まったポジションでしか倍音を得られないナチュラル/ハーモニクスとは違い、ピックを使用することでどのポジションでも倍音を得ることが可能な上さらにビブラート/チョーキングなども掛けることができるメリットいっぱいのテクニックです。

 

 

ピッキングハーモニクスのやり方

 

 

開放弦でピッキングハーモニクス

 

 

親指の横からピックの先が見えるか見えないか位ピックを深く握り、少し斜めにしてピッキングします。

 

ピッキングしたと同時に親指の腹を軽く弦に触れさせて倍音を鳴らします。

 

実音ではなくピーという高い音が鳴れば成功です。

 

 

ナチュラルハーモニクスでの左手での作業〔弦に軽く触れる〕をピッキングハーモニクスでは右手の親指で触れることで同じ効果を狙います。このピッキングハーモニクスを操れるようになると音色の幅がかなり広がりますのでぜひマスターしてみましょう。

 

あこがれのアーティストと同じ機材/環境を揃えても音がどこか違う原因のひとつにこのピッキングハーモニクスを軽くかける感じで演奏しているかどうかの違いがあったりもします。上手く使うとかなりトレブリーな演奏になります。ぜひギターが鳴りやすいポイントを探してみてください。

 

上手く鳴らせるようになったらザックワイルドのような個性あるピッキングハーモニクスにも挑戦しても面白いです。

 

 

 

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